みなさん、こんにちは。発起人代表です。

2024年5月20日の夕方から、理学療法士さんに
オンラインリハビリ講義をしていただきました。

前々から専門家の方々に、
オンラインで講義していただけないかと
考えていたんですが、
今回、会員の通っている施設の
施設長(講師)さんと話がまとまり、講義が実現しました。

この講師、実は、
独立してリハビリ施設を立ち上げるころから、
連絡をとらせていただいていたんですが、
3ヶ月前にお会いし、当会の意向をお伝えしたところ、
快く講義をお引き受けいただきました。

講義のスタイルは、いろいろあるかと思いますが、
今回は、参加者が実際直面している
リハビリに関する悩みを質問してもらい、
それに解説していただくスタイルになりました。

事前に質問を募集し、足りないと思われる部分は
質問者に追記をお願いし、講義前に講師の先生にお渡ししました。

当会は、本名での参加ではなく、ニックネームでの参加でOKです。
ただ、それぞれプロフィールを提出してもらっているので、
そのプロフィールも添えて、お渡ししたんですが、
講師からは、
「脳硬塞の方は血管、脳出血の方は発症部位の情報が
ほしい」といわれました。

脳卒中は、発症した部位に応じて、
さまざまな症状が出るわけですが、
当会のプロフィールに発症部位まで
書いている人は、多くありません。

療法士さんは、発症の部位による出やすい
症状を理解したうえで、リハビリの計画を
しているんですね。

専門家には、常識なんでしょうが、
やはりプロは違うなぁと思いました。

講義では、
図の使用やホワイトボードへの手描き、
youtubeの講義動画などを活用していただき、
大変勉強になりました

↑図を使った解説

↑講師がアップしているyoutube動画を使っての解説

アンケートをみても、
「あいまいな言い方ではなく、
はっきりと言ってくれてよかった」

「事前に質問はしませんでしたが、
他の方の質問に対するやりとりが新鮮でした。
オンラインでもリハビリは可能だと思いました」

「専門的な指導で説得力がありためになった」

と好評でした。

↑ 今回多くの参加者が集まりました

質問は、臀部痛の悩みから、高次脳機能障害に関して、
代償を防ぐ身体の使い方、車椅子での体幹の鍛え方
などなど、多義にわたりましたが、
どの項目も専門家の視点からの的確な解説で、
参加者も満足できたようでした。

個人的には、指先など身体の細かい部分を動かすのには、
それがつながっている腕、肩などが動かなければ
難しいこと。また、腕や肩を動かすにも骨盤や体幹が
しっかりしてないと、身体全体で動きを代償してしまうことが
よくわかり、ためになりました。

また、リハビリをしてもらっても、動きは教えてもらえますが、
どうして、その動きをやるのか、あまり解説してもらう
経験がなかったので、図や動画を交えた理論的な解説は、
大変ためになりました。

今回、ご好意で、講義代は無料だったんですが、
「有料でもよいので、実践的なリハビリのやり方を交えながら
(実際にその場で一緒にやるとか)、理論的なお話しを
お聞きできれば、最高でした」

「月1など定期的に実施していただきたいです。費用は払います」

といった声ももらえました。

まあ、オンラインは対面と違うので、
実現できること、できないことはあるかと思いますが、
オンラインによる専門家の講義は、前向きに考えたいと思います。

将来的には、
・脳卒中の基礎知識

・脳卒中患者の家族への講義

・脳卒中患者の社会資源の活用法

などできたら、いいのかなと思いました。

今回の講師
理学療法士 佐藤浩之先生の施設
「トータルリハビリテーション トリア」
https://pamco-tria.com/

理学療法士さんにオンライン講義をしていただきました

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA