みなさん、こんにちは。発起人代表です。
11月はじめに、小学生のときに脳卒中を発症し、
現在20代になっている片麻痺当事者のkさんが
参加されました。
この方は、10月末におこなった大阪オフ会に、
会員のお友達として参加された方です。
当日は、食事と移動に介助者が必要なので、
お母さんと一緒に参加されたんですが、
お話をすると、好きなサッカーの話や
ほぼ独学で学んだ（!?）英会話などの話で
盛り上がりました。
当日、会にも英語で仕事をしている会員がいるのですが、
その方と英会話を突然はじめて、他の参加者を驚かせる
ほどでした。
私は、筋ジストロフィーを発症して、動けないけれども
仕事をし、得られる助成金を活用して一人暮らしを
している方を知っているんですが、そんな話もｋさんの
興味を呼んだようでした。
また、当会の活動にも関心をもっていただき、
11月に正式に当会に参加していただくことに
なりました。
実は、ｋさんが参加される前に、危惧していたことが
ありました。
脳卒中の発症は、どうしても年齢を重ねてから
発症する方が多く、kさんのように若い方が、
我々のコミュニティーになじめるかという心配でした。
ただ、参加してみると、みなさん先輩風を
吹かせることもなく、ｋさんも普通に参加されていて、
心配は杞憂だったようです。
当会では、名前、年齢など公表せずに参加できますし、
参加するにあたって、「年齢、参加した時期など関係なく、
みなさんに親切丁寧に対応してください」とお願いしています。
まあ、そうはいっても、懐かしの◯◯といった話題になると、
育った年代がわかってしまうんですよね。
昔を懐かしむことも楽しいとは思いますが、
私は過去を振り返るより、未来のことを考えるほうが
好きです。
ちょっと難しいことでも、やっていくうちに慣れると
思っていますし、新しいことにチャレンジすることは
脳トレだと思っています。
話が脱線しました・・・。
実際、ｋさんが入会される前に、高校生のころに発症し、
現在20代なかばという方から問い合わせをいただいたとき、
「われわれのコミュニティに馴染めるかな」と思ったせいか、
私が変な対応をしてしまい、入会されなかったという
こともありました。
いま考えると失敗したなと後悔しているのですが、
先々、若い参加者の方が増えてきたら、
年代別のlineグループもつくって、同年代どうしで、
話が盛り上がるのも楽しいのではと考えています。
なにはともあれ、Kさんの参加で、会も活気づいています。
とくに、最初に参加されるオンライン会で、みなさん自己紹介
していただくんですが、ｋさんの自己紹介を聞いて、
つらく長いリハビリを続け、電動車椅子で移動が
できるまでになった経緯を聞いて、感動された方が多かったようです。
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今回、この記事を投稿しようと思ったのは、
このブログに登場することが多い（！）Mさんが、
書かれた記事がきっかけです。
Mさんは、ご自分のブログに記事を書かれているんですが、
ブログに掲載する前に、ブログの記事をグループlineに
アップしてくれました。
詳しい内容は、Mさんのブログを御覧ください。
https://ameblo.jp/nana48127/
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この会を立ち上げて3年弱になりますが、
10代から50代で脳卒中を発症した人たちは、
住んでいる地域では少数派だなってことが、
よくわかりました。
実際、脳卒中発症の90％ぐらいが高齢者のようです。
また、当事者同士が集まって
コミュニケーションしていくことで、
どんどん自分が変化していくことも、Mさんのブログ記事からも
わかります。
これからもこの会の活動を続けて、参加するみんなで
自分たちの生活を豊かにしていきたいと思います。
最後にちょっと暴言を書きますが、お許しください。
参加されている方々をみると、東北、北関東、中国、
北陸地方の方が
いないんですよね。
九州は、リハビリに関することは
先進的な取り組みをされているので、
参加者が少ないのはわかるんですけど。
逆に、参加されてない地方にいる方のほうが、
（脳卒中片麻痺当事者になって）生きづらい部分が
あるんじゃないかなーと思うんですが・・・。
すいません。ちょっと偏見があると思いますが、
お許しください。
当会では、いつでも参加者を募集していますので、
ご興味ある方は、当会の問い合わせフォームから、
お問い合わせください。
下に、「問い合わせページ」のリンクを貼っておきます。
https://katamahi-recovery.com/contact/
参加者は、まだまだ移動が大変で、自宅や通所リハビリも
車椅子の送迎車で、という方も多いですが、
発症から時間が経ち、杖歩行などで、旅行している人も
多いです。
詳細は、別の機会に書こうと思いますが、
昨日（2023年11月20日）は、大阪からご夫妻で、
東京にコンサートを観るためにやってきた参加者さんと
人形町でお酒を飲みました。
みなさん、オンラインでは顔なじみなんですが、
実際に対面でお会いして、話をすると
さらにみんなから元気をもらえるようです。
コロナもおさまって来たので、今後は、対面での
当事者会にも力を入れていきたいと考えています。
幅広い年代の仲間から勇気をもらっています