みなさんこんにちは、発起人代表です。
前回のオンライン当事者会では、自費リハビリの話が出ました。
自費リハビリを考えてはいても、その値段の高さから、
ちゅうちょする方が、多いように感じました。
ただ、自費リハビリは、どのくらいやれば、
どういった効果が出るかわかりづらいところもあるので、
仕方ないのかなとも思っています。
それでも私は、回復期リハビリ病院退院後、
自費リハビリは効果があると思い、施設に通っています。
退院後すぐは、75分のコースを1日を2回。
週3回通って、1週間で6回のリハビリを3か月受けていました。
自費リハビリをやろうと思ったのは、
急性期、回復期の毎日のリハビリと
入院中も意欲的に自主トレーニングを続けていて、
徐々にではあるけれども、回復のきざしを感じていたので、
退院後に、トレーニング量が減るのを恐れたからです。
その他に、週1回、介護保険の訪問リハビリも受けています。
3か月終わった後、通所リハを減らしても、自主リハと、
介護保険のリハビリで回復していけると思い、
徐々に回数を減らし、いまでは月2回施設に通っています。
また、その施設はスマホのアプリとテレビ会議のzoomを使って
リモートリハもやっているので、週1回OTさんから、
リモートリハも受けています。
私は、回復期リハ病院退院後、どのセラピストさんにも
「必ず、右手でタッチタイピングができるようになる」と
強気な発言を繰り返していました。
でも実は、退院直後の私の右腕は、やや浮腫気味で
指が少ししか動かず、右手も肩より上には上がりませんでした。
それでも自信をもって「必ず機能回復させる」
と言い続けていました。
発症から2年4か月経ち、右腕も頭の上まで上がり、
右手の親指、人差し指でペットボトルのキャップを締める
(まだきつくは閉められない)ような
細かい動きができるようになってきましたが、
まだペンで長文は書けません。
いまの状態を退院後に関わってもらったセラピストさんたちに
聞くと「驚異的な回復」といいます。
とくに、退院後、介護保険の訪問リハビリに入ってもらった
PTさんは「浮腫もあったので、ここまで回復するとは当時思ってなかった」
と正直に話してくれました。
わたしは、退院後すぐは、セラピストさんからの
コンディショニングで、
腕をほぐしてもらった(表現が正しいかちょっとわかりません)
ことも、浮腫の軽減が早かったことにつながっていると思っています。
話はちょっと変わりますが、片麻痺のある知り合いは、
脳卒中発症後、1週間意識がなかったにも関わらず、
指先がピクリと動いたことで発奮し、発症から6年後に自転車に乗り、
麻痺していた利き手の指ではしを持って、食事をしています。
ただ、麻痺があっても機能回復できるのは、
すべての方ではないかもしれません。
でも、麻痺に限ったわけではないですが、多くの人がこう言っています。
「努力は報われないことがあるかもしれない。しかし、成功した人で
努力していない人はいない」と。
話がちょっとずれましたが、1日、1週間といった短いスパンで考えるのではなく、
3か月、半年といった期間で変化を見れば、可能性のある方であれば、
程度はそれぞれだと思いますが、必ず機能向上できると思っています。
腕は、拘縮があるとなかなか回復には時間がかかると思いますが、
ボトックス注射もあるので・・・。
私は経験がないので、なんとも言えません。
でも、自費リハは高いですよね。企業側から見れば、
人件費等の経費を考えれば、仕方ない料金だと思います。
よくお試しで1回安く体験できる施設が多いですが、
1回じゃわからないですよね。
自費リハ施設を利用するのであれば、
ネットや知り合いの口コミ等で評判を調べてから、
話を聞きに行ったほうがいいと思います。
できるかどうかわかりませんが、はじめの1か月か2か月ぐらい
自分の納得できる回数でリハをしてくれる施設だったら
いいんではないでしょうか。
自費リハビリの料金は、いまの値段はしかたないとは思っていますが、
工夫によって料金は下げられると思っています。
私が、この会を立ち上げたのも、
自費リハビリの料金をもっと下げられないかと
思ったことも1つの動機です。
まだまだ長い道のりですけど、この会を発展させ、
自費リハビリの料金をどうやったら下げられるか
考えていきたいと思っています。
自費リハビリは効果があると思っています